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<title>デジタル日記</title>
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<description>惜しまれながら廃番になったCOOLPIX P50を肌身離さず使い続ける</description>
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<title>夜の最後の芝生</title>
<description> 函館の元町配水場の中に入れるのは、今シーズンは今日が最後の日だった。昨日、そんなことを考えていると、村上春樹が昔、中国行きのスロウボートという短編集の中で書いていた『午後の最後の芝生』という小説のタイトルが思い浮かんだ（元町配水場にも広い芝生があるからだ）。主人公は、彼女と旅をするために芝刈りのアルバイトをしていたのだけれど、彼女から「別れたい」と手紙で告げられる、といった物語だ。私は学生時代、『
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5864_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5864_2.jpg" alt="200091123" border="0" width="480" height="360" /></a><br /><br /><br />函館の元町配水場の中に入れるのは、今シーズンは今日が最後の日だった。<br />昨日、そんなことを考えていると、村上春樹が昔、中国行きのスロウボートという短編集の中で書いていた『午後の最後の芝生』という小説のタイトルが思い浮かんだ（元町配水場にも広い芝生があるからだ）。<br /><br />主人公は、彼女と旅をするために芝刈りのアルバイトをしていたのだけれど、彼女から「別れたい」と手紙で告げられる、といった物語だ。<br /><br />私は学生時代、『ノルウェーの森』で国民的小説家になる前の村上春樹に結構のめりこんでいて、どうしてこの人は他人にとってはまったくどうでもいいようなことを、こんなにもキザでカッコよく書けるのだろう、と読むたびにいつも感心していた。<br /><br />だが、村上春樹が『ノルウェーの森』で超メジャーになって以降、村上春樹の小説はとんと読まなくなった。<br />それは、世間でよくあるように、その無名時代にファンだった対象がメジャーになると、興味が急に薄れる、ということも理由の１つだが、個人的に小説を読むということはかなりエネルギーのいる作業であり、自分が学生から社会人になって心の余裕をなくしてしまってからは、村上春樹に限らず、どの作家の小説も読まなくなった、ということが大きい。<br /><br />さて、彼女から「別れたい」と告げられた主人公は、もう意味のなくなったアルバイトを辞めることとなる。それが「最後の」というタイトルの言葉の意味である。<br /><br />一方、元町配水場は、今シーズンこそ今日で最後だけれど、また春になって、４月の第４土曜日がめぐってくれば、再び一般に開放される。<br /><br />ところで、自分にとって、誰かの小説にのめり込むような日は、再びやってくるのだろうか。<br />（この文を書いている途中で、自分はいったい何を書きたかったのか、わけがわからなくなったので、無理矢理「落ち」をつけた） ]]>
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<title>悲しき玩具</title>
<description> 函館の十字街で、風船が風に舞っていた。シンプルながら多弁な風景。この風船の最後の持ち主が、子どもではなく、これを膨らませ配ろうとしていた大人であることを祈るのみ。子どもの持ち物というもの、子どもの手を離れたときに、なぜこんなにも負のエネルギーを蓄えるのか。その昔、田舎の町で、すすけた人形が質屋のウインドウに置かれているのを見たことがある。
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5811_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5811_2.jpg" alt="20091122" border="0" width="480" height="360" /></a><br /><br /><br />函館の十字街で、風船が風に舞っていた。<br />シンプルながら多弁な風景。<br /><br />この風船の最後の持ち主が、子どもではなく、これを膨らませ配ろうとしていた大人であることを祈るのみ。<br /><br />子どもの持ち物というもの、子どもの手を離れたときに、なぜこんなにも負のエネルギーを蓄えるのか。<br />その昔、田舎の町で、すすけた人形が質屋のウインドウに置かれているのを見たことがある。 ]]>
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<title>雪の花</title>
<description> 日が陰ると色彩というものが次第に薄れる、ということに気が付いたのは、はるか昔の10代のころだった。そして、月明かりの下で色彩はゼロになる。この日の札幌は朝から雪で、雪が降ると色彩がなくなるという当たり前のことに、雪の降らない町で育った自分は、遅ればせながら気が付いた。色のないモノトーンの町で、葉が散った木の枝に雪が載り、まるで花が咲いたように見えた。まったく彩度というものを欠いているはずなのに、それ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5651_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5651_2.jpg" alt="200911211" border="0" width="480" height="360" /></a><br /><br /><br />日が陰ると色彩というものが次第に薄れる、ということに気が付いたのは、はるか昔の10代のころだった。<br />そして、月明かりの下で色彩はゼロになる。<br /><br />この日の札幌は朝から雪で、雪が降ると色彩がなくなるという当たり前のことに、雪の降らない町で育った自分は、遅ればせながら気が付いた。<br /><br />色のないモノトーンの町で、葉が散った木の枝に雪が載り、まるで花が咲いたように見えた。<br />まったく彩度というものを欠いているはずなのに、それが目に鮮やかだった。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5647_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5647_2.jpg" alt="200911212" border="0" width="360" height="480" /></a><br /> ]]>
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<title>30年目の新発見</title>
<description> 京都の大丸つうのは何とそっけない建物なのだろう、と思っていたのだが、側面はなかなかに典雅な面持ちをしているのだった。京都に住んで30年になるのだけれど、今にしてようやくこのことに気が付いた。よく見れば、正面も元々側面と同様典雅な造りだったものを、後からこのような合理性100％、意匠性0％のコンクリートで覆ってしまったように思われる。こんな姿になったのにはそれなりの理由があったのだろうけれど、何かもったい
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5581_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5581_2.jpg" alt="20091108" border="0" width="480" height="360" /></a><br /><br /><br />京都の大丸つうのは何とそっけない建物なのだろう、と思っていたのだが、側面はなかなかに典雅な面持ちをしているのだった。<br />京都に住んで30年になるのだけれど、今にしてようやくこのことに気が付いた。<br /><br />よく見れば、正面も元々側面と同様典雅な造りだったものを、後からこのような合理性100％、意匠性0％のコンクリートで覆ってしまったように思われる。<br /><br />こんな姿になったのにはそれなりの理由があったのだろうけれど、何かもったいないように思えてならない。<br /><br />正面のこのコンクリートを剥がして、側面みたいな典雅な姿に復元すれば、町のランドマークのような存在になって、集客にも結び付くような気がするのだが。 ]]>
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<title>なかなかの広告媒体</title>
<description> 信号待ちでふと脇を見れば、商家の壁にそこそこの数のポスターが。町の美観という点ではあまり感心できないが、あることに感心してしまった。だいたい運転中の信号待ちというのは退屈なものだ。とくにこの写真の場所のように、小さい通りから大きな通りに出る信号というのは、やたらと待ち時間が長いのだ。ということは、退屈を持て余したドライバーが何するでもなく窓の外を眺めるという状況で、そこに広告があれば、暇つぶしのタ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5577_2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/n/u/inutaro/dscn5577_2.jpg" alt="20091107" border="0" width="480" height="360" /></a><br /><br /><br />信号待ちでふと脇を見れば、商家の壁にそこそこの数のポスターが。<br />町の美観という点ではあまり感心できないが、あることに感心してしまった。<br /><br />だいたい運転中の信号待ちというのは退屈なものだ。<br />とくにこの写真の場所のように、小さい通りから大きな通りに出る信号というのは、やたらと待ち時間が長いのだ。<br /><br />ということは、退屈を持て余したドライバーが何するでもなく窓の外を眺めるという状況で、そこに広告があれば、暇つぶしのタネとして、結構読んでしまうかもしれない。<br /><br />これらの広告主がそういうことを計算していたとするなら、これはなかなか恐るべし。 ]]>
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<dc:date>2009-11-07T23:17:01+09:00</dc:date>
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